連載#03「昔好きだった絵本のはなし」

2023年6月10日

倉田紗希

第3回のブログ更新です。今回は倉田が担当します!

私はこの前実家に帰った時、あるものを発見しました・・!それは

小さい時に読んでいた絵本たち。

懐かしさと当時のトキメキを思い出して、東京の自宅まで持って帰ってきました・・!

今回の帰省で、実家の自室を掃除しなければいけなかったのですが、昔の本や漫画を読みふけるうちに、全く掃除できずに東京へ戻りました笑(あるある)

持って帰ってきたのはこちらの3冊。

「ミッケ!」のたからじま
「バムとケロのおかいもの」

「しばわんこの和のこころ」

この3冊は、今でも小さい子から大人まで幅広い年代に愛されています。私は昔から小さいものや、可愛らしいものが大好きでそれがぎゅっと詰まった絵本なんです。この本の素晴らしさについて今回は語らせてもらいますね!(圧)

「ミッケ!」シリーズ

「ミッケ」を知らない人のために・・

「ミッケ」とは、シリーズ国内累計961万部突破の大人気さがしっこ絵本「ミッケ!」。精巧なジオラマを写した写真の中に隠されているさまざまなものを探していく謎解き絵本です。(引用:「小学館 ミッケ!特設サイト」https://www.shogakukan.co.jp/pr/mikke/ )

つまり、「ウォーリーを探せ」のように景色の中から、お題のものを見つけていく絵本です。私が持っているのはシリーズ7弾の「たからじま」。

この本がすごいのは、その世界観の作り込みと、全ての場面が1つのストーリーとして繋がっている点。

海賊の地図をもとに、宝物を探して島をめぐるストーリーが展開されていきます。

その世界観の作り込みというのは・・

例えば、こんな感じ。本編の一部ですがアンティークの小物が本当に細かくて素敵で、見ていて飽きません。

また、1円玉ぐらいのボーリングのピンや、木彫りの人形など本当に小さい小物が隠れていたり、思わぬ形で配置されているのが面白く、大人が本気でかかっても見つけられないお題があるほどです。見つけた時には達成感があります。

本の制作者のウォルターウィックさんは、まず本の世界観を決めたら、世界中を回ってセットの道具を買いに行くそうです。

ウォルターさんと、翻訳の糸井重里さんの対談記事がとても面白いので、ぜひ皆さん読んでみてください!細部のこだわりに感動しますよ!

https://www.1101.com/mikke/2013-02-26.html

「バムとケロのおかいもの」

キャラクターも可愛く、グッズも人気が高いこちらの絵本。

おませなケロちゃんと、ちょっぴり大人なバムの2人暮らしを楽しく描いた絵本です。

何冊かシリーズで出ているのですが、「バムとケロのおかいもの」が一番お気に入りです。

バムとケロの絵本は、小道具が細かく書き込まれていて、とっても可愛らしいんです。

こちらのシーンでは、ケロちゃんとバムが買い物している後ろで、後ろのキャラクター(ヤメピとおじぎちゃん)も甘栗を買ったり、カゴに埋もれていたり自由に過ごしていて、心がキュンとします。

ちなみに。。この本を読んだ後にヤメピ愛が爆発し、羊毛フェルトで色んなヤメピを作りました。

寝メピ・・。我ながらかわいすぎる・・。

「しばわんこの和のこころ」

和のこころを大切に、季節を感じ生活する「しばわんこ」とご近所さんたちの交流を描いた絵本です。

四季折々の食べ物、植物、昔からの知恵・・など、絵もとても可愛くて読んでいるだけで風流な気持ちになれる、そんな絵本です。

また、和についての雑学を知れるので、それを誰かに教えると、ちょっと驚いてもらえたりして嬉しいです。

一時期この本に影響を受けて、和菓子作りにハマっていた時期がありました。毎日が楽しくなるような素敵な本です。

小さい頃、細かい部分の発見や何かをじっと探すのが本当に楽しかったことを思い出しました。小さいお子さんに、ぜひおすすめしたい本です。

みなさんの思い出の本、大好きだった本は何ですか?

ぜひ教えてください^^