徹底的に手先を使う。ご入居様の作業スピードと完成度にビックリ!

場所
介護付有料老人ホーム アズハイム川崎中央
開催日
2020年10月12日

概要

介護付有料老人ホーム アズハイム川崎中央のご入居者様13名にお集まりいただき、粘道ワークショップを開催しました。テーマは、季節のフルーツ。小麦粘土を使用し、手先動作を意識していただくべく、工具は一切使用せずに取り組んでいただきました。

昔ながらの油粘土を想像されていた方も多かったのかもしれません。小さなバケツに入ったカラフルな小麦粘土を目にして驚いておられました。
当初は、慣れない様子でしたが、見る見るうちに、要領を得ながら手際よく作品を作り上げていく、そのスピードに驚かされました。残り時間を利用して、完成作品に装飾をしてみたり、フルーツ以外のものも作ってみたり・・とても意欲的に取り組まれていました。

この日、何よりも印象的だったのは、皆さんの笑顔です。心から楽しんでおられるのが表情から伝わってきました。最後は、ご自身の作品を大事に抱えながら、素敵な笑顔でポーズをとってくださりました。

参加者の声

子供の頃を思い出しながら楽しめた。

皆さんと一緒に取り組めたことが良かった。

小さなものを作ることで、手先の訓練になった。

考えながら手先を使うのが良かった。
次回は工具を使用して大きな作品を作ってみたい。

思った以上にベタつかなかったのが良かった。

ワークショップの様子

編集後記

今でも皆さんの素敵な笑顔を思い出すことがあります。すると、不思議と体内からエネルギーが体内から湧き出てくるのです。

あと、この日、皆さんから貴重な要望をいただきました。「部屋に作品を飾りたい。」というもの。当初、写真をお飾りいただこうと考えていましたが、実物そのものをお飾りになりたいのです。ものづくりは、思い出づくりでもあるわけですね。ハッとさせられました。

早速、使用粘土とプログラムの見直しに取り掛かり、次回までには、皆さんの期待を上回るものを作り上げることにします。(大野)