プログラム概要

「手は外部の脳」という言葉があります。ドイツの哲学者カントの有名な言葉です。手を使うことは、手自体の器用さが増すだけでなく、脳の発達をも促すと言われています。

現代社会では、日常生活が便利になっていく一方で、人が手指作業する機会が減少し、手をうまく使えない子どもが増えてきています。

本プログラムは、子どもにとって馴染みある粘土を用いた創作プログラムになります。作品を作り上げるプロセスを楽しんでいただくことはもちろん、手を解放するための「つかむ」「つまむ」「こねる」といった手指作業を意識しながら取り組んでいただける内容となっています。

粘土細工の技術習得のみを目的としたプログラムではありません。ものづくりが苦手なお子様にも楽しんでいただける内容になっています。

タイムテーブル

1.オープニング	5分
2.ハンドトレーニング	5分
3.粘土細工	40分
4.作品発表会	5分
5.エンディング	5分

ナビゲーター

合同会社粘道 代表　大野 洋
大学卒業後10年間にわたり企業人事として人材の採用や社員教育業務に携わったのち人事コンサルタントとして活動。息子の誕生を機に趣味として粘土創作活動をスタート。作品完成までのプロセスに着目、手と脳の関係に関する研究をはじめ各種ワークショップを企画開催中。

概要